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効率のよい照明

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照明は電力需要の約30%を占めるおおきなエネルギー消費分野である。
最近は効率のよい電球型蛍光灯が生産・販売されている。これは従来の白熱灯と同じ演色性(白っぽい光ではなくオレンジ色の光)をもつ蛍光灯であり、白熱灯と同じ口金なのでこれまで白熱灯を使っていた場所にそのまま利用できる。大きさも白熱灯とほとんど同じである。ただし、欠点としては、点灯した直後は暗く30秒ほどして正常な明るさになるので、頻繁に点滅する場所には適していない。
100wの白熱灯(寿命1000時間、120円)と同様の演色性をもつ電球型蛍光灯(寿命6000時間、1500円)は22wの電力消費である。初期コストが高いが電力消費は白熱灯に比較して22%に低下する。電球型蛍光灯の6000時間の寿命中に白熱灯は6回買いかえる必要が生じる。1kwh=25円として計算すると、約700時間で損益分岐点となり、図に示すように、ライフサイクルコストは1/3である。家庭内だけでなくレストランやホテルなどで1日あたり10時間の点灯であれば2ケ月半でもとがとれる計算になる。この電球型蛍光灯よりもさらに効率がよく、ほとんど半永久的な寿命をもっているのは発光ダイオードである。発光ダイオードは、電球の交換の手間が減少するので交差点の信号、工場内の監視灯や映像処理装置の光源などに利用されている。量産によって価格が低下すれば、一般の照明にも利用できるはずである。
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